音楽や芸能業界に身を置かなければDTMをしてはいけないわけではありませんし、むしろ一般の方の方が音楽能力高い…なんてことも意外とあるのがこの業界です。
DTMを始めてみたいけど、何を買えばいいかわからない。
あまりお金を使いたくない。
そんな方に向けて、格安でDTMが始められるセットを選んでみました!
最低限必要な物は3つ
- オーディオインターフェース
- DTMソフト(DAWソフト)
- DTMを操作するためのパソコン
上記の3つがあれば、取り合えずDTM自体は始められます。
それでは個別におすすめな物を紹介していきます。
オーディオインターフェースとDTMソフト
わかりやすく言うと、ギターシールドを挿してパソコン内に音を取り込むための装置…と思って頂ければ遠くないです。
また、マイクを繋げて歌えばそれも録音できるようになるので、実際に自分で音を出して取り込む場合は必須です。
今はオーディオインターフェースとマルチエフェクターが一緒になったもので、且つ機能を制限した廉価版のDTMソフトが同梱されているものが出ているので、その条件を満たしている最新の機材をご紹介します。
Zoom GCE-3
ZOOMは昔は空間系エフェクトが優秀で、歪みはいまいち…という評判で固定されていたイメージでしたが、かなり利便性の高い機材を作っているので、プロでも愛用者は多いです。
G3辺りからは歪みの質も大分改善されてきている印象です。
自分もMultiStonp MS-50GやG2Nu、G3と色々所持して使ってきました。
何年か前、有名ギタリストの藤岡幹大さんもZoomG3を使ってデモを作っている動画をTwitter上にアップされていましたし、ボードの中にもMS-50Gを取り入れている写真を上げていました。
リハ終了🙆♂️明日からは、しばらくMI Japanで先生業だす🎸 pic.twitter.com/pUbGOpUhkZ
— 藤岡幹大(仮) (@mikio158cm) November 6, 2017
デモはZoom直で十分じゃないか説 pic.twitter.com/mmHQrC3bU3
— 藤岡幹大(仮) (@mikio158cm) October 6, 2016
今回紹介するのはZoomから、GCE-3という機材になります。
これはGuitar Labというソフトを通じて、Zoomの色んな製品に内蔵されているエフェクトを扱うことが出来るオーディオインターフェースになります。
これ一台あれば、ギターの音色も自由に作れますし、インターフェース機能があるので音も録音出来ますし、何より手のひらサイズなので究極にコンパクトです。
そしてCubase LEダウンロードのライセンスが付属しているので、DTMのソフトを購入する必要もありません。
ギター1本あればこれひとつ買うだけで全てが事足ります。
≫ZOOM ズーム ギター/ベース用USBオーディオ・インターフェース ポケットサイズ 超コンパクト GCE-3
上級者にもおすすめ!
既に本格的にDTMを利用している方にも実はおすすめしたい製品でもあります。
その理由はサイズ感です。
今までもなかったわけではありませんが、出先のちょっとした時間にデモを作ろうと思ってもどうしてもサイズ感の大きいマルチ/オーディオインターフェースばかりでした。
このGCE-3は手のひらサイズでUSB稼働出来ますので、同期用にライブにパソコンを持って行く方でしたら荷物の負担もかなり少なく、空き時間にいい音でデモ作りが出来ます。
他の似た製品ですとiRig等ありますが、使用したいアンプの種類を増やしたい場合、追加料金を払って音を購入する必要があります。
フリー版でもいくつかは使用できますが。
デモで頭の中でなっている音をサッと表現したいならば、GCE-3の方が無料で使えるバリエーションの面で有利です。
もしライブでマルチエフェクターとしても使いたい!という方は、旧製品になりますがZoomG3がおすすめです。
≫ZOOM ギター用エフェクト・アンプシミュレーター G3 Version 2.0
DTMで使用するためのパソコン
基本的には、古すぎないならどんなパソコンでも大丈夫です。
ゲーミングPCと違い、DTMにはグラフィックボードも必要ありませんので、これからパソコンごと購入する!という方でも比較的安く済ませられると思います。
ここではGCE-3の使用を前提として、これが使用できるパソコンの条件をチェックしてみましょう。
こちらの動作環境を確認し、条件を満たしているパソコンを使用しましょう。
Macを使用していると、意外とOSが古くて対応してないじゃん…ということがあるのですが。
これはミュージシャンあるあるなんじゃないでしょうか。
ずっとYosemiteのまま使用していて、OSをアップデートすることも出来ず、新しいソフトや機材が使えない…というパターンあります。
GCE-3に限らず、DTMソフトや機材には対応されているOSやバージョンがあるので、必ず一度チェックしたほうがいいです。
せっかく購入したのにパソコンが対応してなくて使えなかった…という経験、私もあります。
まとめ
既にパソコンを持っている方であれば、GCE-3ひとつ購入すれば、最低限の環境が揃ってしまいますね。
結果的にGCE-3をおすすめしただけ…みたいになってしまいました。
金額的にはパソコンを持っている場合、GCE-3が税込み9977円なので、1万円ほどで始められます。
初心者の方はGCE-3でDTMに実際に触れてみて、やりたいことが増えてきたらランクの高い機材の購入を検討すると良いかと思います。
具体的には、、、
ちなみに私の場合、ギターの録音には実際のヘッドアンプやHelixを使っていますが、最近はAmperoで済ませてしまう場合が多いです。
というかAmperoしか使っていないといっても過言ではないですね。
自信を持って凄いおすすめ出来ます、Ampero。
ちょっとしたライブでマルチエフェクターとして使っても優秀ですし、オーディオインターフェース機能もついていますので、そのままギターを取り込むこともまぁ出来ます。
普段の練習するにもリズムマシンだってついていますし、持ち運ぶにも軽くて小さいので迷う必要がありません。
≫HOTONE 「AMPERO」マルチ・アンプ・モデラー & エフェクト・プロセッサー
逆にHelixだと、音はいいんですけど…持ち運ぶのにかなり悩みます。
重くてでかいです…
いつもの音を気軽に持ち出せる方が自分には合ってます。
DTMのソフトは付いていないから別途購入しなければいけませんし、ちょっとお高いですが、DTM初心者でも全然おすすめ出来ますよ。
むしろ最初からある程度のクオリティが欲しいという方にはAmperoの方がいいかも。
疑問に思うことがあれば質問していただければ、わかる範囲でお答えしようと思います。
よろしくお願いいたします。