エレキギターの速弾きでの右手の練習方法

自分が専門学校へ行っていた時の話ですが、ギタリストが集まると速弾きの話題になることがあります。

当時の自分はメタルからギターに入った割に、なんちゃってな速弾きしか出来なかったのですが、最近改めて速弾きを練習するうえで大事なことを確認したので記事にします。

結局はベタな練習方法が一番大事なのですが、その意味を実は理解できていない人は自分同様いるんじゃないかなと思いました。

この記事では既にある程度速弾きをやっているのに、いまいち正確さが身に付かずに曖昧な速弾きになってしまっている方、これから速弾きを練習したい方に最適です。

速弾きが得意な人も、実は意外とみんな雑?

当時なんちゃって速弾きギタリストだった自分が、速弾きが得意な友人にコツを聞いてみたところこんな答えが返ってきました。

『意外とみんな1音1音丁寧には音出てなかったりするからあんまり気にしなくていいんじゃない?』

それを聞いて自分は、あぁそうなんだと。

ポールギルバートも、イングヴェイも、意外とみんな丁寧に聞こえるけど、実はそういう感じなんだ!
勢いって大切!細かいこと気にしないって大切!

なんて思っていたんですが、大きな間違いでした。

彼が言ったみんなというのは専門の同級生達のことであり、有名な、目標とするギタリストのことは指していなかったということですね。

やはりしっかり1音1音丁寧に弾かなければせっかくスピードが追い付いても意味はないということです。

ではどうやって練習していけばいいのでしょうか?

速弾きのコツはゆっくり練習すること!

古くから伝わる速弾きのコツというやつです。

メトロノームを使って半分以下のテンポから練習し、出来るようになってきたら徐々にテンポを上げていく。

当時勿論こういった練習は自分もしていました。

しかしその結果マスターしたのは、弾けてると言うにはお粗末な…雑な速弾きでした。
一応スピードは追いついてるし、アンプで歪ませているとなんかそれっぽく聞こえるみたいな。

これは遅いテンポから始めるという言葉をそのまま誤解して認識していたことによる失敗でした。

では何に注意して遅いテンポか練習していけばいいのでしょうか?

1.右手の動きと力の無駄をなくすこと。

第一の目的は右手の動きの無駄をなくすことです。
何も考えずにゆっくり速弾きのフレーズを弾いてみてください。

少しバタバタするというか、ピッキングが上下左右安定しない状態になっていませんか?

正しい弾き方は、ピックが弦に負けない形です。

強く弾くというわけではありませんが、ある程度の力も必要です。

ピックの角度や深さ、力の入れ方や抜き方などを考えながら弾いて、どういう風に弾いたらピックが弦に負けないで弾けるかをここで知る必要があります。

2.サークルでも平行でも関係ない

この時、流行りのサークルピッキングだろうが、セオリー通りの弦に対してピックを平行に当てる方法でもどちらでも自分のマスターしたい方法を練習していいと思います。

憧れるスタイルや、欲しい出音で決める方がいいと思います。

サークルだとピッキングの擦れるノイズが少なくなるとか、力強い音が欲しければ平行気味にとか、色々ありますからね。

どちらもいいポイントと悪いポイントがありますし、自分がマスターしたい奏法で練習しましょう。

弾きたいテンポの半分以下のテンポで、きちんと弦を弾ける動きを右手に覚え込ませるんです。

3.弦移動の際は右手の位置も変える

スウィープの時は指で弾くのではなく、肘ごと上下に動かした方がキレイに弾けますが、細かい速弾きの際も同じことが言えます。

肘を固定して、手と指の動きだけで弦をまたいだフレーズを弾くのは厳しいです。

細かい動きなのでわかりづらいですが、みんな弾く弦に合わせて右手の位置が少しずつ変わっていると思います。

こういった動きも遅いテンポで確実に身体に染み込ませていくのが大事です。

4.右手と左手の連動を意識する

上記の3ポイントを練習して、右手の感覚を腕が覚えてきたら今度は左手になります。
弦がしっかり弾けるようになったら、そこに左手の動きを合わせていきます。

左で抑えるタイミングと、右が弦を弾くタイミングを遅めのテンポから合わせていきましょう。

練習メニューの何が大事なのかを考えてみる

このように、遅いテンポからゆっくり練習すると一言で言っても、何に気を付けるのか。何が出来るようになったら良いのかを意識して練習することが出来なければ、それはただ惰性で弾いているだけになってしまいます。

自分が取り込んでいる練習メニューの意味や目的をしっかり認識してギターを弾いていきましょう。

これって結構当たり前のことで、自分で気付く人が多いのだと思いますが、私のように長年理解できずにダラダラした練習をしてしまっていた人って意外といると思います。

参考になれば幸いです。

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