初心者でも使いやすい、おすすめのマルチエフェクター比較

人生の半分をギタリストとして過ごしてきた私が思う、初心者へのおすすめのギターマルチエフェクター。
結局本人の考え方や予算にもよるので一概には言えないのですが、今回はタイプ別でおすすめの機材を紹介してみようと思います。

自分のタイプに合った項目をチェックしてください。

初心者だから安価で、色んなエフェクターの具合を試せるマルチが欲しい

初心者だから最初は良し悪しがわからない。
色んな音が出せて、まずはどんなエフェクターを使ったらどんな音になるのか知ってみたい。

そんな方にお勧め出来る機材となると、この辺りかと思います。

予算は学生でも比較的出しやすい1万円前後です。

G1X FOUR

安価なマルチエフェクターの定番ZOOMです。

基本的にどの製品も、操作感は直観で使える物なので、初心者が扱っても馴染みやすい方だと思います。

昔からZoomの機材は空間系が超いい感じで、その代わり歪み系の音がイマイチという評判ですが、旧製品のZoom G3から歪みの音も改善されてきた印象です。

先日の記事でも記載しましたが、ベビーメタルで世間一般的にも有名になったギタリストの藤岡幹大さんもデモで使用されていたようです。

上手すぎるからこんないい音に聞こえるというのもあるかもしれませんが、一応こんな音になるよっていうのは伝わるかと思います。

G1X FOURは新製品ですから、更なるパワーアップが期待できます。

≫ZOOM ズーム マルチエフェクター マルチエフェクツプロセッサー G1X FOUR

StompLab IIG

かなり安価ですがこれも機能としては十分です。

104種のモデリングエフェクト内蔵。
ジャンル毎に登録された100種類のプリセット。

初心者でも色々楽しめると思います。

しかし難点としては、小さすぎて操作感がわかりづらいというところでしょうか。

不自由さはありますが、税込みで6890円と格安なので、出費がキツイ…という方はこちらをおすすめしたいです。

高校生とかだと1万円の出費なんて無理!って方いると思います。

ちなみに私が高校生の頃は全然お金なかったので、おばあちゃんになんとかおねだりしてギター買ってもらったり、友達のエフェクター借りたりして凌いでいました。

アルバイトもしていたんですけどね…あまりシフト入れてもらえなかったので。

≫VOX ヴォックスギター用 コンパクト・マルチエフェクター エクスプレッション・ペダル搭載 StompLab SL2G

中古でもいいですか?それならBOSS ME-30とかいかがでしょう?

これ、私が高校生の時に買ったエフェクターです!

当時新製品だったんですが、見た目がダサすぎてすぐに使うのが嫌になりました…。

大人になってからの話なんですが、友人が中古で購入してライブに持ってきたことがあって。

ライブの前に一緒にスタジオに入って音出してみたんです。

私はマーシャルJCM2000。
友人はME-30をJCに繋いで音を出しました。

なんか全く同じ音したんですよね。

『え?お前そのクソダサくて古いマルチでマーシャルと全く同じ出してるの!?どういうこと!?』

って、いい意味で笑い転げました。

ちゃんと音を作ればそれくらいいい音が出せるっていう意味です。

しかも他社製品よりBOSSのエフェクターって壊れにくい作りになっている気がします。
中古で購入となるとやはり当たりはずれもあるのですが、比較的外れを引きにくいかもしれません。

ただ、古い製品なのであくまで自己責任で…
心配だったら辞めておいた方がいいですが、中古でも4000円くらいで売っているようです。

≫BOSS ギター用マルチ・エフェクター Guitar Multiple Effects ME-30

中古第二弾!POD HD300!

ME-30程古くはないですけど、こちらはHelixと同じメーカーのLine6の旧モデル。

私はLine6の歴史をリアルタイムで経験しているので、このアンプシミュレーターの凄さは当時痛いほど感じていました。

専門時代の先生達も、『これはアンプだね!』と絶賛していたのを覚えています。

特にこのHDシリーズは、初期の赤い豆タイプより更に音が良く、私もHelixを購入する前はPOD HDを使ってデモ制作をしていました。

こちらはフロアタイプなので、ライブでも使いやすいですし、色んなアンプやエフェクター効果を学ぶことも出来ます。

中古で探せばこちらも1万円前後で購入できそうです。

これが1万ちょいで買えるのか…

≫【国内正規品】 Line6 (ライン6) POD アンプシミュレーター HD300

初心者だからこそ、そこそこの価格で、高品質なマルチが欲しい

今回の記事を作成するにあたって、色々調べていたんですけど、デジマートさんの記事では『文化祭やライブでの使用を考えると、2万~4万ほど必要』と記載されていました。

うーん、勿論ジャンルや考え方にもよるのですが。

私は一時期ギターとシールドだけ持って行って、箱にあるマーシャルに直で挿しただけでライブやっていたりもしました。

どうしてもそんなに高い値段出さないといけない…というわけではないんですけどね。

一昔前のプロの人は手元のボリュームを絞ってクリーン出してたりするんです。

スイッチ踏んだ?って思うくらいビックリするほどの速さでボリュームノブ搾ってクリーンにしてたりするので、想像より早すぎて衝撃でしたけど。

だから高いお金を出さないとライブが出来ないわけではないということを前提で、おすすめの製品をご紹介します。

他にも同価格帯で色々な機材が出ていますが、そこそこの価格で使える音…というと間違いなくここかと。

Ampero One

私も今メインで使用しているAmperoの廉価版であるAmpero One。

Amperoの使用感を踏まえて、機能と音を考え、4万円までの予算で考えるとこの辺りのクオリティの機材がおすすめ出来ます!

勿論Amperoでもいいのですが、こちらは5万円ですし、別に内容変わらなさそう。

私はより高額のHelixも所持しているのですが、今はほぼ使っていなくて、自宅でもライブでもAmperoを使用しています。

操作感も直観的で扱いやすいですし、音質が十分!

難点はフットペダル部がオンになってるのかオフになってるのかわからないくらいですが、爆音系のバンドでなければそれも問題にならないです。

とにかく音がいい!!

≫HOTONE 「AMPERO ONE」マルチ・アンプ・モデラー & エフェクト・プロセッサー [国内正規品] MP−80

Mooer GE200

こちらはAmperoとよく比較されるMooer GE200。

評判としてはAmperoより音が抜けるというのをよく聞きますが、抜ける理由がレンジが狭いからという理由なので、あまり喜ばしい理由でもないですね。

ただ、ガンガンギターの音を前に出したいなら、AmperoよりGE200の方が合っているかもしれません。

≫MOOER / GE200 マルチエフェクター

初心者だけど、長く使える間違いないマルチが欲しい。

ここまでくると、もう初心者じゃ違いあんまりわからないんじゃないかなと。

というか私もそんなパッと聞いてわからないんで、最初からここを目指す必要はないんじゃないかなって思います。

AmperoですらHelixとどっちがいい?なんて話題になっていたので、ここから先はもうどれかっても高品質だと思います。

それでも5万から7万円くらいでって考えたらこの辺りかなと思うのはこちらです。

HEADRUSH Gigboard

もう十分です。

いいよ、音いい。

アンプもいらないし、歪みもデジタルっぽくもないし。

この価格帯でこの音出るならもうよくない?って感じです。

7万ぴったりくらいですかね。

ギターの音はリアルだし、ちょっと重たくはなっちゃうけど、フロアタイプなのでライブでの使用もバッチリ。

間違いないんじゃない?

ダメ?笑

≫HeadRush GigBoard ギターFXとアンプモデリングプロセッサー【Eleven HD Expanded DSPソフトウェア、7インチタッチパネル、ルーパー、IRサポート、USBオーディオ】

初心者だけど、本気の機材を買っちゃう派閥の人

もう品質が間違いないので、あんまり細かくかかないですけど、ここのランクはやっぱりこの辺ですね。

  • Helix
  • Kemper
  • Axe-Fx III

Helixはギリギリこの枠に入るかなという感じで、最も今評判がいいのはKemperですね。
Axeは昔はとあるマイクプリをかまさないと本来の性能が出ないと言われていましたけど、この新製品はどうなんでしょう。

Kemperは今フロアタイプも出ていますし、どれも価格は高いですけど、品質十分です。

ただ、先ほどのGigboardもそうですが、高性能になるほど機能も増えて複雑になる面もないわけじゃないので、そこを最初から根気強く突き詰められるのかという問題もあります。

最初から品質のいい物を使った方がいいというタイプの人もいますけど、最初からこのランクぶっこめる人ってどれくらいいるんだろう…。

まとめ

個人的な偏見も恐らく交っていますが、私の界隈での評判や経験を踏まえてまとめてみました。

BOSS製品はストレート過ぎてあんまり好きじゃないとか、その辺りは偏見ですね。
好みとも言いますが。

個人的には中古でもいいと思いますけどね、ババ引く可能性もあるので注意です。

VOXの古いマルチが使い慣れていたので、故障した時に何回もオークション等で買い直して、その度に故障品掴まされて出費がかさんだ経験があるので…。

ちなみに以前、元聖飢魔ⅡのAceさんのライブを見たことがあったのですが、あの方はVariaxというギターを使用していたと記憶しています。

これは全く新しいギターの形であり、テレキャスやストラト、レスポールに加えてアコギ等、様々な音を1本で出せるギターです。

これ1本あれば、色んなギターの音を出せるし、チューニングも瞬時に変えられる…という優れものなのですが、Aceさんがこれを使っている理由が、『様々な機材を持ち込むより、Variaxを1本持った方がトラブルも少なく、多様な音をどこでも奏でられる』というようなことを仰っていました。

凄く前の記憶なので曖昧ではあるのですが。

当時はまだラックが流行していた時代だったと思うので、実践するのは賛否両論あったように思いますが。

結局のところ、どんな機材をどう考えて使用するかですよね。

ちなみに私の場合、小さく持ち運びやすい機材で最高の音を、がモットーです。

理由はもち運びが辛いのが嫌だから…ですが、小さくても優秀なクオリティの機材が誕生したから、そう切り替えることが出来たということですね。

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